第1回 蛋白質科学先端フォーラムの開催

慶應義塾大学大学院理工学研究科では、学内外の研究連携を促進するために、今年度から「研究ユニット」制度を始めました。その一つとして「蛋白質構造機能創発センター」を設立し、理工学部と薬学部の教員や博士課程の学生(進学予定者も含む)が中心となって、タンパク質の構造や機能に関する最先端研究を融合し、生命科学や材料科学の発展、バイオテクノロジーや医療への応用を目指しています。

「蛋白質構造機能創発センター」では活動の一環として、研究者同士が互いの研究を理解し、共同研究のきっかけや自身の研究の発展につなげることを目的に、「蛋白質科学先端フォーラム」という講演会を定期的に開催することとなりました。その記念すべき第1回は、薬学部専任講師の佐々木栄太先生、および、4名の学生に講演をお願いし、慶應義塾大学芝共立キャンパスで開催しました。

日時:8/4(月)16:30 – 18:00
場所:慶應義塾大学薬学部(芝共立キャンパス)3号館5階大学院セミナー室

【プログラム】
16:30 – 16:35 はじめに(古川 良明)
16:35 – 17:00 佐々木 栄太 先生(慶應・薬・花岡グループ)
「蛋白質-小分子ハイブリッド分子クラウディングセンサーの開発と細胞応用」
17:00 – 17:15 佐々木 翔生 さん(慶應・理工・伴野グループ)
「液滴・ベシクル構造転移によるベシクルへの酵素内封」
17:15 – 17:30 渡辺 竜士 さん(慶應・理工・蛭田グループ)
「長時間の生物発光イメージングのためのNanoLuc基質の開発」
17:30 – 17:45 清田 英莉 さん(慶應・理工・川上グループ)
「タンパク質ナノケージTIP60への異種タンパク質内包状態の分析」
17:45 – 18:00 篠 宥毅 さん(慶應・理工・古川グループ)
「クライオ電子顕微鏡による神経変性疾患関連タンパク質の異常構造解明」

講演後には薬学部3号館の11階から綺麗な東京タワーを見て、YONA YONA BEER WORKS 新虎通り店にて、懇親会を開催しました。お世話いただいた薬学部の三澤先生、森﨑先生、大島さん、どうもありがとうございました。

PAGE TOP